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高級インテリアに使われる素材の特徴を伝えます!木材編

インテリアの木材を知ろう

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前回はテキスタイルに欠かせない繊維素材について紹介しました。
今回は、こちらもまた必ず家具には使われる木材を紹介していきます。
高級インテリアアイテムを探していると、色々な悩みにぶつかります。
実物が見たいけど展示がない、通販の画像だけで選ぶのが怖い、なんでこんなに高いの?
こういった悩みをお持ちの方は沢山いらっしゃると思います。
その時に是非見ていただきたいのが素材です。
やはり高級インテリアブランドはデザインだけに拘らず、素材選びから拘りを見せています。
またそれぞれの素材の特徴を活かすことができるかは作り手の職人のスキルにも寄与します。
そのため素材の特徴を知るということは重要で、アイテム選びにも必ず役に立ちます。
高級インテリアには様々な素材が使われています。
繊維、金属、木材、石材、電気系統全てを1記事で紹介すると長くなりすぎるので、今回は木材にフォーカスして紹介していきます。
木材の中でも特に高級インテリアブランドで使われることが多い木材を、それらの特徴とともに紹介します。

高級インテリアブランドで使われる木材と特徴 世界三大銘木とは

ここでは高級インテリアブランドで使われることが多い木材をいくつか紹介します。
この素材が使われている家具は特にこだわりや、質感の良さを感じることができるものです。
是非今後の高級インテリアブランドのアイテム選びの判断の材料にしてみてください。

世界三大銘木の1つマホガニー

インテリアに使われるマホガニーウッド

マホガニーはギターにも用いられる木材で、その特徴は美しい艶と縦縞模様の木目です。

その見た目の重厚感とは逆に、軽量で加工や装飾がしやすいため、繊細なデザインに良く用いられ、宮殿や城の装飾にも使われるほどでした。
経年変化も楽しむことができ、色の変化や風合いの変化によるアンティークな雰囲気を感じることが出来る点もポイントです。
現在はワシントン条約で天然木の伐採や取引が制限されているため、希少性が高く価格も高くなっています。

世界三大銘木の1つウォルナット

インテリアに使われるウォルナット素材

ウォルナットは、ウォールナットと表記されることもあり、くるみの木を原料にしています。その色はチョコレートのような独特な色です。

海外では富のシンボルとして扱われていた木材です。
特徴としては、硬く、耐久性が高い木材で衝撃にも強いことが挙げられます。
現在は中国などからの需要が高く、価格が非常に上がっている木材です。

世界三大銘木の1つチーク

インテリアに使われるチーク

チークの特徴は何と言っても経年変化です。

チーク材は天然の油分を多く含んでおり、特徴的な光沢感を持っています。経年変化により、ゴールデンチークカラーと呼ばれる黄褐色に変化し、その光沢が増していきます。

艶やかなその輝きは天然のチーク材のみが放てるものです。
また耐久性も高く、その油分から湿気や水にも強いため、内装家具はもちろんアウトドア家具にも使われています。現在も人気は引き続き有り、高級木材としての希少性が年々増しています。

オーク

インテリアに使うオーク材

オーク材は耐久性が高く、硬く重い素材で家具作りに向いている木材です。

ただし、乾燥に弱いため、エアコンの風や暖房器具の近くに設置する場合は注意が必要です。
良く同時に語られる素材でナラがありますが、厳密には異なる木で、ナラは日本や中国、ロシアで採れる木材で、ナラに似た北米で採れる木材をオークと言います。

高級インテリア家具に使われる木材を選ぶうえで重要なのは加工方法!

ここまでは木材そのものの性質を紹介しました。
しかし木材はその加工が必要で、加工方法も様々です。
家具選びには素材と加工方法のどちらも知っておく必要があるので、ここからは特に高級インテリア家具でよく用いられる加工方法を紹介します。

無垢材

インテリアに使う無垢材

無垢という名前の通り、丸太から切り出されたそのままの加工方法です。
その木がもつ本来の感触や重みなどを感じることができ、節や木目を活かすデザインに使用することが多いです。
弱点としては乾燥や湿度などにより反りが出てしまうこともあるということです。

集成材

インテリアに使う集成材

集成材は小さくカットした木材などを接着剤等を使って細かく貼り合わせて加工する方法です。
この方法は設計に基づき加工するため安定した寸法で作り上げられるメリットがあります。
また反り等も少ないため、色味の違いを活かしたデザイン性の高い木材に仕上げることも可能です。
強度が非常に高い反面、肌触りは硬くなり、冷たくなるということがデメリットです。

積層合板

インテリアに使う積層合板

薄くスライスした木材を貼り合わせた加工です。
木目の方向を変え、反りを抑えられるのが特徴です。
縮みや割れも少なく長く使うことができる木材です。
しかし、欠点としては無垢材のような経年変化は見られず、深みを増す楽しみは感じられません。
また調湿効果がなく、水に弱いというデメリットもあります。

繊維板

インテリアに使う繊維板

木材の繊維を成形して作られた板です。
繊維板はその繊維の大きさによって3つの異なる名称がつけられます。
次にそれぞれも紹介します。

MDF

インテリアで使われるMDF

MDFは中密度繊維板という意味の「ミディアムデンシティファイバーボード(medium density fiberboard)」の略称で、高い汎用性と安定した品質が特徴です。

天然木材は密度にバラツキがあり、割れやヒビが出ることもありますが、MDFは材質の密度が均一で割れにくく、表面や断面も隙間なく滑らかに作られているのでデザイン性の高い装飾や手触りを重視するものに向いています。
デメリットは湿度に弱い性質ということです。日本のような湿度の高い国での使用は特に注意が必要で、海外の高級インテリア家具を購入する際にMDFの使用があれば湿度の高くない場所での使用を考えるべきです。

パーティクルボード

インテリアで使うパーティクルボード

パーティクルボードはMDFに比べて粗い木材片を固めた板です。

この場合は化粧板などで木の板にしています。
MDFに比べて安価で強度が高いため、建材として利用されることもあります。

OSB

インテリアで使うOSB

OSBはさらに粗い木材片を管理しながら固めた板です。

さらに安価で強度も強く、内装や建材に使用されることが多いため、特に高級インテリア家具で使われることは少ない材料です。

木材の素材と加工方法を知り、家具の本来の良さと用途を考えましょう

以上が高級インテリア家具で良く使われる木材とその加工方法です。
皆様が購入予定のアイテムの素材と加工方法を知ることで、長期間使うことができるのか、経年変化を楽しむような家具なのか、置き場所は正しいかなどが分かります。
例え実際に見ることが出来ない家具でも十分にイメージできるのではないでしょうか。
是非これからは素材にも注目して家具を選んでみてください。

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