インテリアを高級家具ブランドでモダンにコーディネートしようと考えた時に迷うのは、モダンにもシンプルモダンやクラシックモダンなどの種類があるため、どのように選ぶべきか分からないというのが理由の1つにあるからです。
また、これからコーディネートをしようとする方であると、海外や国内のハイクラスホテルライクなモダンスタイルのテイストはコーディネートが難しいと考える人もいるかもしれません。
この記事では、大切な人やご自身が心からリラックス出来るような、ワンランク上のモダンインテリアなリビングに仕上げるコツを、実際にモダンインテリアを多く扱う、我々EICHHOLTZがお伝えします。
インテリアを高級家具でモダンにコーディネートし、上質で一歩進んだモダンインテリアに仕上げましょう。
目次
モダンインテリアとは何かを簡潔に表すと、近代的または現代的な雰囲気を感じられるインテリアをいいます。
特徴としては、比較的使う色味は少なく抑えてシンプルなデザインの内装やインテリア家具を使い、都会的な雰囲気が強く感じられることです。
しかし、このようにモダンインテリアと簡潔に表しても、そこに他の言葉が加わることでスタイルが変化します。
例えば、クラシックモダンやアンティークモダンなどを例にすると。
ノスタルジックな雰囲気で中世のヨーロッパのお城や宮殿をイメージさせるインテリアのコーディネートスタイルで、柄物や絶妙な色使いで多くの色を使います。
また、モダンインテリアに似ている言葉でコンテンポラリーが出されることがあります。
これもモダンと同様に近代的という意味があります。
ではこの2つは何が違うのでしょうか。厳密に言うなれば、モダンは現代にフォーカスするのに対し、コンテンポラリーは比較的昔のものも取り入れていくスタイルという点が異なります。
モダンなインテリアは、先ほど述べたように、比較的使う色味は少なく抑えてシンプルなデザインの内装やインテリア家具を使い、都会的な雰囲気が強く感じられるという特徴があり、人によっては寂しい、冷たいといったネガティブな印象を感じます。
派手なものや装飾が多くなされているものが少なく、素材の選び方次第ではネガティブな印象や、チープな印象、こだわっていないと捉えられかねません。
そのため、リビングルームを高級感を感じられるモダンリビングに仕上げ、こだわりや上質さを演出できるようにするためのコツを紹介します。
他の記事でも紹介している通り、高級家具インテリアブランドでは徹底的に素材に拘っています。
素材の使い方、選び方、加工方法、デザイン、技術など目を見張るものがあります。
モダンインテリアはシンプルなデザインが一般的ですので、特に素材の良し悪しがコーディネートを左右します。
そこで、選んだ高級家具インテリアの素材の良さが際立つモダンなインテリアに仕上げるためには、徹底的に良い素材を選ぶことにこだわりましょう。
特に選びたい素材としては、大理石や御影石、高品質で加工技術の高いガラス、真鍮やアイアンなどの金属素材を組み合わせることで一歩も二歩も進んだモダンインテリアの雰囲気を高めることができます。
これらの素材が高い技術でしっかりと加工されているかも見分けるコツです。
例えば、金属に必要な接合は細部まで綺麗に行われているか、ガラス面の仕上げ、バリ取り、面取りは丁寧になされているかどうかを見ていけば、全体の仕上がりが分かります。
高級家具インテリアブランドでは、特にシンプルなデザインになればなるほどこのような細かな部分へのこだわりがなされています。
モダンなインテリア家具を多く見ていると、そのシンプルさ故にどれも同じように見えてくることがあります。
しかし、モダンデザインだからこそ、その中でも良いデザインの家具が際立ちます。
モダンなデザインでは直線的なデザインが多く使われ、印象として近代的、モダン、都会的という雰囲気を受けます。
しかし、例えばソファの背面や座面やシャンデリアの電球などの丸みがあるパーツからは柔らかさを感じ、直線とのバランスが良ければ、デザイン性の高さを感じ取ることができます。
他にも、モノトーンや、存在感のある大きな家具に繊細な装飾がアクセントになっているデザインなどは、洗練された上質な印象を与えてくれます。
無機質さやシンプルさを感じるモダンインテリアは、スタイリッシュな反面どこかに寂しさや冷たさを感じることもあります。
特徴としても、色味を抑え、モノトーンやグレー、シンプルなコーディネート、素材も大理石や御影石など重厚感があり冷たい石材や金属を使うことがあげられるのがモダンインテリア。
スタイリッシュでクールな印象を狙っていますが、この記事でフォーカスしている、モダンリビングでは大切な人との時間や1人で過ごす優雅な時間をリラックスできるものにするためにも、無機質さやクールさを少し和らげるアイテムをプラスしましょう。
例えば先ほど述べたように直線的なデザインが多いモダンなインテリアのデザインの中で、リビングの中でも存在感がある、テーブルに丸みを帯びたデザインを加える、シャンデリアには曲線を使ったデザインのものを使う、観葉植物やアートなどを使い空間に少しのスパイスを加えるなどの方法で工夫しましょう。
モダンなインテリアのコーディネートとなると、デザイナーズ家具が目に入ります。
デザイナーズ家具は特徴的なデザインで目を引き、シンプルなデザインのものでもインパクトのあるものが多いです。
モダンインテリアでのリビングコーディネートでは、高級感を感じられるようにするため、十分なスペースをとることが基本のルールなので、家具や雑貨を置きすぎないようにします。そのため、何か物足りなく感じることが出てきてしまいます。
そこでデザイナーズ家具を上手に使うことで、部屋全体の雰囲気を引き締めながらも十分なスペースをとることができ、アクセントとしての効果をもたすことができます。
モダンなインテリアで、モダンインテリアリビングを作り上げるにはどのようなインテリア家具を選ぶべきかを紹介します。
リビングルームは書斎等と違い、1人の時間や大切な人との時間をリラックスしてゆったりと過ごすことができるような空間に仕上げる必要があります。
まずリビングには欠かせない家具として挙げるのはソファです。ソファはモダンなインテリアリビングのメイン家具として存在感もあり、モダンなインテリアを作り上げられるかの雰囲気を大きく変えます。
前提として、先ほど述べたように細かな素材には必ず徹底的にこだわりましょう。
そのうえで、革ソファー、布ソファーはどちらでもモダンなインテリアを目指すことはできます。
色味に関しては、存在感の大きさやメインの家具となることも考えるとモノトーンにすべきで、失敗しない選び方としては直線的なデザインを選ぶとモダンインテリアのリビングに仕上がります。
金属素材を使いたい場合は脚の部分に注目して、金属素材を使い、その素材にもこだわると、よりスタイリッシュでクールな印象に仕上がり、モダンな雰囲気が強まります。
モダンインテリアのリビングを仕上げる上での素材選びでは御影石や大理石の石材を使うべきと伝えましたが、リビングテーブルは絶好の使用場所です。
しっかりと磨き上げられたガラスや大理石を使った天板のテーブルをリビングに置くとチープな印象にならず高級感のある上質な空間を演出できます。
また光沢感を出すために、鏡面塗装されているアイテムもおススメです。
他の家具や内装との兼ね合いで無機質すぎる、寂しいと感じる場合は木製素材のモノトーンテーブルを置いてみるのもおすすめです。
素材で空間の雰囲気を和らげること以外では、デザインに曲線を使った丸形のテーブルを使うことも良いです。
最近はあえてカーテンをつけずにモダンインテリアを作り上げるかたも増えていますが、四季があり、自然の影響を受けやすい日本ではブラインドやカーテンをつけるかたが多いでしょう。
カーテンは布製のものを選ぶのであれば、無地がベストです。
無地のモノトーンで存在感をなくしながらも、カーテンを束ねた時にアクセントとして映えるように少し光沢のある素材を選ぶと良いです。
お手入れのことを考えるとビスコース素材のものは、高級感もありおすすめです。
もしも、部屋全体にアクセントが足りない、または窓が小さい場合はアクセントとして柄物を入れるというのも1つの方法です。
その場合はストライプまたは幾何学模様がおすすめです。
反対に無機質さを強めたいのであれば、カーテンではなく、メカモノと呼ばれるアルミブラインドやバーチカルブラインドなどがおすすめです。
これらは部屋をクールでスタイリッシュな雰囲気に仕上げます。
ラグやカーペットは、先日他の記事でも紹介したように部屋の雰囲気を大きく高めてくれる便利なアイテムです。
もちろん機能性も高いので、是非導入したいアイテムですが、置くだけで一気に雰囲気を高められるおすすめのアイテムです。
高級感のあるレトロモダンやクラシックモダンインテリアなどは柄物もおススメですが、ここで紹介しているモダンインテリアスタイルのリビングにはカーテンと同様の選び方がおすすめです。
つまり、無地でやや光沢感のあるものを選ぶと安心です。
毛足は長めのもので、シャギーカーペットはモダンインテリアにアクセントを加えます。
また素材によっては自然な光沢感が出るため、素材選びから進めていきたいです。
照明器具は生活をおこなううえで必ず必要です。
そのため、適当なものを選んでしまうと生活感が出てしまい、モダンインテリアにマイナスの影響が出てしまいます。
シャンデリアと聞くとガラス製のゴージャスかつレトロなイメージをされるかたもいらっしゃるかもしれませんが、モダンな印象を強められるシャンデリアも多く存在します。
例えば、アーム部分やランプシェードが金属のものや黒の布製のランプシェードはモダンな雰囲気になります。
ガラスやアクリル製のものはルームランプやフロアランプにおすすめです。
逆にシャンデリアなどの大型照明器具を取り付けずに、天井に埋め込み型のダウンライトや、コーブ照明などで高級感をあげながらスペースをしっかりととることも良いです。
しかし、これらは施工工事が大がかりになるので、導入のタイミングを選びます。
モダンなインテリアはシンプルなデザインが多く、装飾等は少なく仕上げられているため、見る人によっては寂しく感じてしまうこともあります。
また、モダンなインテリアのリビングを作り上げるためには十分なスペースが必要と言いましたが、物が少なすぎると物足りなく感じるかたもいるかと思います。
そこでおすすめしたいのがアートや観葉植物です。
観葉植物の緑は全くインテリアを邪魔せず、失敗の少ないアクセントアイテムです。
また、アートについてはモノクロ写真や現代のアーティストのアート、また使用している色が少ない抽象画がおススメです。
アートを飾る額縁ですが、フレーム部分は細いものを選びます。
カラーはブラック、またはシルバーにしましょう。自信のあるかたは複数のアートをサイズ違い、高さを変えたりとアレンジしても良いです。
ただ、あまり自信のない方は規則的に飾り、高さやフレームサイズを揃えるほうが無難です。
大人コーディネートをするために、寛げるモダンなリビングの参考になる海外の事例をいくつか紹介します。
全体を落ち着いた雰囲気にまとめ上げたモダンなリビングです。
グレーの無機質な床とブラックの大型シェルフが圧迫感を感じるようですが、床には自然な光沢感があり、大きめの明るい色のラグを敷くことでバランスを取っています。
またラグにはこちらもまた程よい光沢感があるためチープな印象にならず、高級感を感じさせます。
また照明やテーブルの上の丸形の小物で曲線を使い、クールな印象を和らげています。
寂しく感じがちなモダンインテリアにおすすめのアートもあり、こちらもモノクロで統一。
黒のコンソールテーブルも抜け感があるため圧迫感を感じません。
シンプルにまとめ上げられているモダンなリビングですが、アートからの躍動感やインテリアアイテムの抜け感がモダンインテリアに感じがちな閉鎖的な雰囲気をなくし、上質な雰囲気に仕上げています。
柔らかな印象で布張りのソファが、シャープな印象のモダンインテリアのリビングを和らげ、ナチュラルな雰囲気に仕上げています。
部屋全体に十分なスペースを出しつつ、直線的なデザインと組み合わせる事でリラックスできる空間にしています。
この事例ではモノトーンでのコーディネートの中にブラウンや木材を使うことで自然を感じながら安らげる空間を演出しています。
床や壁面に大理石を使い、輝く空間のモダンインテリアのリビングです。
光沢感があり、煌びやかな世界観が演出され、数々の照明からは近未来的な印象さえ受けます。
このように大理石を多用した場合、そのままでは冷たい印象を受けますが、このようにモノトーンの中にゴールドを入れてアクセントにしたり、丸形の照明などを多用することで全く違った表情に仕上がっています。
木の温もりにモダンさが加えられたシックなスタイルです。
深みのある壁の色と、ダークブラウンの床が部屋のトーンを暗くして重厚感を感じさせながらも、ヘリンボーン柄で動きとを加え、アートのフレームをホワイトにすることで明るさを出しています。
装飾は抑えていますが、部屋の隅にスツールを置くことでフォーカスポイントを角に作り、部屋全体をシンプルかつ清潔なイメージにしています。
モダンなインテリアで白を基調としながらも、内装に木材を使い、素材の持つそのものの良さを使った装飾と、それに合わせたデザイン性の高いデザイナーズチェアが存在感を放つコーディネートの事例です。
このチェアはインテリアの歴史でも名作と呼ばれる、チャールズ&レイ・イームズのラウンジチェアです。
ホワイトで統一され直線的なデザインが多く使われるモダンなインテリアの中でも部屋に溶け込みながらアクセントとして効果的なデザイナーズアイテムです。
モダンなインテリアのリビングを作り上げる家具やアイテムを扱うおすすめのブランドを紹介します。
有名な高級家具ブランドを数多く輩出しているイタリアのモダンインテリア家具ブランドの中でも特に有名なのが、このCassina(カッシーナ)です。
カッシーナのモダンインテリア家具は有名な建築家や新進気鋭の建築家、デザイナーとのコラボレーションによって生み出されているものが多いのが特徴です。
それらの建築家やデザイナーが生み出した革新的なモダンインテリアデザインの家具を、伝統的で高い技術力によって形にしています。
driade 公式サイトより
「ドリアデ」は、1968年ミラノの国際家具見本市でデビューしたイタリアを代表するモダン家具の高級ブランドです。
モダンをテーマに、世界中のデザイナー、建築家とコラボレーションをし、型に収まらないハイセンスな作品を生み出し続け、世界中から注目されています。
インテリアだけで、非日常という芸術を味わえるのがドリアデのモダン家具です。
最近人気が高まってきているオランダの家具ブランド。
オランダの家具はデザイン性の高さもさることながら、機能的で実用性の高い家具が多いのが特徴です。
オランダの高級家具ブランドにも世界的に有名なものが多く、日本でも人気の高いmoooi(モーイ)が代表的で、2019年に国内初のオンラインショップとショールームがオープンしたEICHHOLTZ(アイホールツ)などがあげられます。
EICHHOLTZは100ヶ国以上に展開している世界的に有名な高級家具ブランド。
日本では知る人ぞ知ると言ったブランドですが、2019年に日本進出を果たしたということもあって、これから人気と知名度が高まっていくこと間違いなしのブランドです。
時代を追求していくのではなく構築していくことをテーマに生み出されるEICHHOLTZの家具は、一つあるだけで住宅やお部屋のインテリアのレベルを引き上げてくれます。
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